心臓弁膜症
心臓にある4つの弁のどこかに異常が起こり、弁の働きが不十分な状態
心臓には血液の流れを一方向に保つための「弁」が4つあり、これらがうまく開いたり閉じたりすることで血液が正常に流れています。心臓弁膜症は、この弁が「十分に開かない(狭窄)」または「きちんと閉じない(逆流)」ことで、心臓に負担がかかる病気です。
初期は症状が少ないこともありますが、進行すると息切れ・むくみ・動悸・疲れやすさなどが現れます。 聴診や心臓エコー検査で診断が可能です。
【下肢閉塞性動脈疾患】
下肢閉塞性動脈疾患とは、動脈硬化などにより足へ流れる動脈が狭くなったり詰まったりして血流が悪くなる病気です。重症化すると足が壊疽を起こし切断が必要になる場合があります。
よくある症状
- 歩いているとふくらはぎが痛くなってくる
- 寝ている時に足先がジンジンして痛む、冷たく感じる
- 足の傷が治りにくい
受診の目安:手足の血流を評価する検査やエコー検査などを行い、軽症の場合は薬物療法で様子を見ますが、重症な場合はカテーテル治療や外科的にバイパス手術を行う場合があります。
狭心症・心筋梗塞
心臓への血管が狭くなり血流が低下する「虚血性心疾患」
狭心症や心筋梗塞は、心臓に血液を送る冠動脈が動脈硬化で狭くなる・詰まることで心臓の筋肉への血流が低下する病気です。 心臓の筋肉が酸素不足になるため、「胸の痛み」「圧迫感」「息苦しさ」などが現れます。
よくある症状
- 胸が締めつけられるように痛い
- 胸の痛みが左肩・腕・あごに広がる
- 冷や汗や吐き気を伴う
- 階段や坂道で息が苦しい
受診の目安:普段している運動で胸に圧迫感を感じる場合は狭心症の可能性があります。また、安静にしても胸の痛みが5分以上続く場合は、心筋梗塞の可能性があります。心電図や心エコー検査で早期発見が可能です。胸の違和感を感じたら、循環器内科での検査をおすすめします。
心不全
心臓のポンプ機能が弱くなる病気
心臓は全身の血液を循環させるポンプの役割を担っています。心不全とは、そのポンプの力が弱くなり必要な量の血液を送り出せなくなった状態です。高血圧や心筋梗塞、不整脈などさまざまな病気が原因となり、心臓が疲れ切ってヘトヘトの状態になると、様々な症状が出現する様になります。
よくある症状
- 少し動くだけで息が切れる
- 足や顔がむくむ
- 横になると息苦しい
- 体重が短期間で増える(2〜3日で2kg以上など)
受診の目安:夜間に息が苦しくて起きる、体重が急に増えた、動くと疲れやすいときは、心不全が悪化しているサインかもしれません。心電図や胸部レントゲン、心臓超音波(心エコー)検査などで心臓の働きをチェックすることが大切です。血液検査で心不全マーカーを測定し重症度をチェックする事も可能です。
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