循環器科
息切れ・足のむくみ、年のせいだと思っていませんか? 心不全のサインかも
「少し動いただけで息切れがする」
「足がむくんでいる」
「夜、横になると息苦しい」
こうした症状は心不全のサインかもしれません。
「年のせい」と見過ごされやすいですが、放置すると急速に悪化する怖い病気です。
心不全ってどんな病気?
心臓のポンプ機能が低下し、全身に必要な血液を送り出せなくなった状態です。
血液が全身に行き届かなくなる一方、肺や体に血液がたまり始めます。
その結果、息切れやむくみなどの症状が現れます。
原因は?
心不全はさまざまな心臓病が進行した「状態」です。主な原因は以下の通りです。
- 高血圧(最も多い原因のひとつ)
- 虚血性心疾患(狭心症・心筋梗塞)
- 心臓弁膜症・不整脈・心筋症
高血圧や糖尿病を長年放置すると、心不全へ進行するリスクが高まります。
こんな症状はありませんか?
① 息切れ・呼吸困難
少し動くだけで息切れする、夜に横になると息苦しい(上体を起こすと楽になる)。
② 足・足首のむくみ
足のむくみが朝起きてからも続いている。
③ 体重の急な増加
数日で1〜2kg以上増える場合は、体に水分がたまっているサインかもしれません
毎朝の体重測定が早期発見につながります。
④ 強い疲労感・だるさ
全身への血流不足で、少し動いただけで疲れやすくなります。
⚠️ すぐに受診が必要な症状
- 安静にしていても息苦しい
- 横になれないほど呼吸が苦しい
- 数日で体重が2kg以上増えた
- 唇や爪が紫色になっている
治療と日常管理
治療は薬物療法と生活習慣管理の両輪で進めます。
日常生活では以下の点が特に重要です。
- 塩分を控える(1日6g未満が目標)
- 毎朝体重を測る(体重増加は水分貯留のサイン)
- 水分を摂りすぎない
- 禁煙・節酒
まとめ
- 心不全は心臓のポンプ機能が低下した状態
- 息切れ・むくみ・急な体重増加が主なサイン
- 高血圧・糖尿病などの生活習慣病が原因になることが多い
- 塩分管理・毎日の体重測定が悪化予防のカギ
「最近、息切れしやすくなった」「足のむくみが気になる」という方は、早めにご相談ください。
当クリニックでは、心不全の診断・治療から、日常の症状管理まで丁寧にサポートします。息切れやむくみが気になる方はお気軽にご来院ください。